他学部とは異なる医療系大学の【就職支援】

医療系大学生の就職活動 

この記事を始める前に、医療系への就職は心配ありません!ほかの記事でも書いておりますが、大丈夫です。しかし、就職活動は当然ながらあります!今回はその就職活動について記事にしていきます!

他学部とは大きく異なる特殊な就職状況!大きく違います。それは就職開始時期エントリー病院数になります。

就職活動は、国家試験対策と同時期に行われます。他学部の場合は3年生になる時期に就職活動がスタートします。その後インターン、就職試験(面接)などを経て4年生になる前には就職内定という流れが多いです。しかし、医療系の場合は4年生の夏の終わり、秋の始まりぐらいに開始されるのが一般的です。

エントリー病院数は、一度に10箇所も受けることはできません。一箇所ずつの受験となります。大学と病院との関係性もあり、不採用となった場合に次の病院を検討していく形が一般的です。私「じじ」も大学生の時、複数の病院を受験しようと思いましたが、大学の先生に怒られました。。。。ここはびっくりした点です。そして今も続いています。

このような状態ですから、医療系学部の就職はかなり特殊で一般的な就職支援とは異なります!しかし、コロナにも不況にも【強い!医療系職種!】迷っているなら国家資格取得を目指そう!で述べたように、医療系の就職自体はまったく心配ありませんので安心してください。

就職は、一般的な就職とは時期、エントリー方法も大きく異なります!

総合大学(文系、理系)で設置されている就職支援室では対応できない面もありますので、就職支援の方法についても確認してから入学することをお勧めします。

この記事では、国立・私立の違い、大学による就職支援の違いを理解してもらえると思います。

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国立大学と私立大学の違い

国立大学と私立大学ではかなり大きく異なります。

国立大学は、国家試験でも触れましたが、教員はまったく関与しません。学生が教員に情報を求めてきた場合に対応します。またゼミの学生のみ教員が対応するなど大学によってかなり大きく異なります。したがって、大学というよりも学生が主導で就職が進んでいきます。国立大学の就職支援は「ない」!と思った方が良いです。

さらに一般就職の場合は、完全に学生主導です。大学の教員にお願いすることは難しいです。医療系の就職先ならまだしもですが。これは、医療系の学部ならではです。

私立大学は、学生を集めるために国家試験合格率と就職率は必須項目ですから、国立とは大きく違います。たとえば、就職担当教員がいる大学、就職相談会を開催している大学(知っている大学では100-150の病院を集めて就職説明会を開催)もあります。このあたりの情報もオープンキャンパスで確認できます。

オープンキャンパスは情報の宝庫ですから、ぜひ参加してください!こちらの記事もどうぞ!職種を決めたら、絶対行こう【オープンキャンパス】!

国立は自力で探します。私もそうでした(笑)

私立は、さまざまな対応をしております。

とめられる!?就職活動!?

これは大学というよりも、大学生の成績が大きく影響している場合が多いです。どのようなことかというと【国家試験】が危ないと思われるときです。国家試験が不合格の確率が高いと思われるときは、大学教員の方から、あせらなくていい。しっかり国家試験の勉強をしよう!といわれる人がいます。

国家試験不合格=不採用

ですから、まずは国家試験合格!と考えるのもわかります。また、合格発表後でも就職することができますので、ひとつの方策だともいえます。

しかし!就職先が決まることで、国家試験の勉強に集中することができる学生がいるのも事実です。落ちたらクビ!→合格しなきゃ!→勉強する!という構図です。大学によって考え方は違いますので、確認するとよいでしょう!

国家試験勉強の進捗状況によって、就職を勧めるところと止めるところがあると思います。

1箇所の病院しかエントリーできない?

大学と病院は実習などで、かなり深い関係になっている場合が多いです。学生は就職する際に見学に行くことはできますが、実際のエントリーは、多くの場合1箇所のみとなります。病院も就職を確保!できたと思っていたのに辞退されるときついのです。辞退がつづくと実習病院としてお断りされる可能性もあります。教育に影響が出てきますので、学生1人、就職エントリー1箇所が基本です。

これは医療系独特であると思います。たくさんの内定を得て、その中から自分にとっての希望を検討していく形ではありません。

実習先に就職!

最近は、実習先に就職する学生も多くいます。(私「じじ」は拒みました。。。)知ってもらっている病院、知っている病院に就職することは学生にとってストレスが少ないようです。なので、実習先を確認するのも大学を選ぶときのポイントになると思います。北海道や沖縄に実習地を持っている大学もあります。なので、卒後の可能性を検討するためにも実習先を確認するのも重要かもしれません。

医療系大学選ぶときの就職支援のまとめ

医療系は、一般の学部とは異なる就職事情があることを理解していただいたと思います。

  • 就職時期が異なる
  • エントリーは1箇所 おちたら次!

その上で、大学別として

  • 就職相談会をやっている
  • 国家試験が危ない学生の指導法
  • 実習先への就職状況

この辺りを確認して納得する大学えらびをしてください!

ちなみに国立は自力であることもお忘れなく。大丈夫です同級生みんな自力ですから!

あ!医療系大学の就職は、心配ありません!これは大きなポイントです。

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