コロナにも不況にも【強い!医療系職種!】迷っているなら国家資格取得を目指そう!

医療系大学を知ろう!

医療職種は、不況に強いです!国家資格は生活に困りません!

現在2020年4月です、全世界的にコロナウイルスが蔓延し、健康を害するだけでなく、社会経済的な問題となっております。

厳戒態勢となり人の動きがなくなっています。つまり、経済の停滞を意味します。日本は資本主義社会です。会社の儲けがなければ、お給料は発生しません。

問題の一つとなっているのは新卒大学生の雇止めです。つまり、4月から就職だったのが不採用になっているです。就職のために、引っ越しをしたのに不採用になるということを想像してみてください。「どうやって生活していけば?」と途方にくれるしかありません。

「じじ」も3月に卒業生を送り出しました。幸いにも国家試験合格率も100%でした。うちの大学の卒業生で雇止めにあった人は一人もいません。これは医療職ならではであると思います。

今回は、この強みがどの辺にあるのか?を書きたいと思います。

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医療職種が強い理由

医療職種が強い理由は、いくつか考えられます。今回は、私「じじ」が思う、次の3点について書いていきたいと思います。

  • 社会情勢に関係なく病気は発生する
  • 給料は多くも少なくもない
  • 病院は医師一人では経営出来ない

もし、大学で何を学んでよいのか迷っているなら、ぜひ選択肢の一つにしてもいいと思います。例えば、診療放射線技師や臨床検査技師は大学院に進学し、工学系や食品メーカーに就職している人もいますので!

社会情勢に関係なく病気は発生する

なぜ雇止めになるのか?と考えると儲からないです。

儲からない=社会ニーズが存在しない 必要が無いのです。

病気は社会の中で安定して発生しています。少なくなるよう、そして完治するように医学は研究されています。しかし、現状では病が無くなった時代はありません。

好景気でも不景気でも「病」は関係なく発生しているのです。

日本は、国民皆保険という世界に類を見ない手厚い医療制度が徹底している社会であることも医療職種が安定した仕事となっている理由のひとつだと思います。

少子高齢化社会では、まだまだ不足しているの医療職です。特に直接患者さんとやり取りする看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は不足しています。機器を使用する職種は、機械の数に合わせて求職しますので、直接やり取りする職種よりは、求人が少なくなっています。

給料は多くも少なくもない

これは皆さんにとって、魅力的ではないことになりますかね?しかし、これが医療職の強みなのです。医療職の多くは病院という企業に勤めます。病院といえども、儲けがなければ倒産します。

医師、歯科医師、薬剤師を除く、そのほかの医療職種は、平均年収で100万円も変わりません。夜勤の有無、それぞれの職務内容で手当てがついたり、つかなかったりして、若干の給料体系に違いがありますが、それほど大きな違いがありません。おおよそ日本の平均年収より少し高いぐらいのところで推移しています。

多くもなく、少なくもない平均です。

平均は偉大です。日本人の普通の生活です。

つまり、食べていくには困らないのです。

少ないと食べていけません。

高いと病院が大変な時にリストラの対象となります。

なので普通=平均であることが、医療職種の強みなのです。

最悪を考えても、国家資格ですから、安定した病院への就職はいくらでもあります。

正直な話、多いほうが嬉しいですけどね。。。(>_<)

厚生労働省:賃金構造基本統計調査の職種別賃金額はこちらをご参照下さい。https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10701000-Daijinkanboutoukeijouhoubu-Kikakuka/shiryo2-9.pdf

病院は医師一人では経営出来ない

当たり前のことですが、

看護師がいないと入院患者さんをケアすることが出来ない

リハビリ職がいないとリハビリすることが出来ない

放射線技師がいないと診断出来ない

薬剤師がいないと治療の薬を出すことが出来ない

などなど、病院にはいろいろな仕事があります。また、これらの仕事はお金を生み出しているのです。つまり、病院経営の安定化のために機能しているのです。

上であげた仕事はすべて、医師がすることが可能です。しかし、すべて医師がすると病院経営の根本である患者さんを診ることに限定がかかってしまうのです。なので、分業し、それぞれの職種が仕事をすることで、お金が発生し、病院経営が安定していくのです。

皆さんが、何かの病気で入院したとしましょう。

どちらの病院の方が安心しますか?

A.看護師少ない リハビリ施設が無い レントゲン撮れない 

B.看護師多い リハビリ施設が有る レントゲン撮れる

多くの人はB.だと思います。病院は様々なサービスがあるほうが落ち着くのです。特に手術があるような場合は。

病院は医師だけでは、経営できないのです!

だから医療系専門職は、仕事がなくなることが無いのです。

もし、大学で何を学ぶか迷ったら医療系も選択肢に!

ここまで書いてきたように、医療職は不況に強いです。そして仕事がなくなることは社会から病が消えるまであり得ません。少子高齢化社会では、医療職が、まだまだ必要です。

私の大学のデータですが、作業療法士は学生1人当たり16人の求人状況です。ほとんど第一志望での就職を勝ち取っています。当然対策は立てますし、私ども教員の方でも病院にお願いもしていますが、、、

今回のポイントは次の3点

社会情勢に関係なく病を治すという社会ニーズは存在する
給料は多くもなく、少なくもない、日本人の平均の生活はできる
病院の安定経営のためには医療専門職が不可欠である

資格は強いです。迷っているならば、進学の一つの選択肢にしても、「じじ」は良いのではないかと思います!

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