医療系大学:国公立と私立の違い!

医療系大学を知ろう!

医療系に限らず、国公立と私立では学ぶ環境に大きな違いがあります。

私は、教員として国立と私立学生として国立1公立1私立1とそれぞれを経験しました。

経験の中から、違いを述べます。
皆さんが思っているよりも異なっています

  • 国公立大学:
    学費60万(4年間240万)
    研究・学問
    中心
  • 私立大学:
    学費150万(4年間600万)
    資格取得 中心

学費は半分以下と明らかに異なってきます。

学費以外の違いも、
皆さんが思っているより大きいです!

教員の立場をメインに書いていきます。

この記事で、
国立と私立の違いを明確にします!

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国公立大学:研究・学問メイン

研究メインとは?

国公立大学においては、研究がメインです。

すぐれた研究をしている教員が学生にとっても有益な存在であると考えられています。

これは幅広い知識を身に着けている教員が学生にとっても有益と考えられているからです。

ごもっとも!

なのですが、国家資格取得のための知識は、また別の問題なのです。

研究で凄い教員=資格取得に有効な教員
ではないのです。

大学では授業アンケートが実施されます。
国公立大学では、給与にも、ほめられることも、怒られることもありません。

むしろ「なんで学生の顔色みて講義をしなくてはならない!」
という先生がいるくらいです。

それぐらい国公立教員は偉いのです!
「じじ」は辞めたので言えます!笑

教員は、朝から晩まで、講義と会議以外は研究になります。
中には研究をやらない先生もいたりしますが、基本的に少数派です。

1年間の業務報告は、授業数、研究状況、社会貢献と3つから評価されます。

しかし、圧倒的に研究におけるウェイトが高く設定されています。

学生とのやり取りは?

上で述べたような状況の教員が圧倒的多数です!

学生と交流する余裕なんてございません!

出世のため研究、研究!そして研究ですから!

学生との付き合いが良い先生もいますが、
私立のものと比べると全く次元が異なります。

なので、学生との距離は非常にあります。
私も自分のゼミ生以外はどこに就職したのかもわからないです。

国家試験は受かるのが大前提です。
教員の仕事は大学を卒業させ、受験資格を与えることと話す教員がいるくらいです。

つまり、試験は自己責任ということです。

国公立大学のメリット

最先端の研究や知識に触れることが出来る!

 

偏差値が一般的に高い傾向にありますので、
様々な思考、志向、嗜好を持ち合わせた人たちが集まります。

 

これは、非常に重要なことです。

高校生までの自分の価値観を破壊されることもありますが、
それよりも新しい人との出会いは非常に大切なものだと思います。

 

大学院志望の場合はメリットが大きいです。

学部教育を受けた大学への進学が可能ですから、ストレスなく進学できます。

 

まさに大学です。
人に拘束されることなく、

責任と自由の上で学ぶ場です!

しがらみなく、4年間を自由に責任をもって過ごすことが出来ます!

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私立大学:資格取得メイン

教育メインとは?

私立大学の凄さは教育です!

教育効果は4年間の中で培われた結果である国家資格合格率です。

大学教員は、資格取得のために教育します。

 

私立大学の学生は、学習習慣の身についていない学生もいます。
勉強せずに大学生になってしまった人です。

この様な人たちは、進級していくことは極めて「つらい」ことになります。

特に男子学生に多く見られます。
なので、日ごろから勉強が必要です。

資格を取るためにはどうしても必要です。
高額な授業料をいただいているので、教員も必死です!

 

私立の場合、授業アンケートは国公立とは異なり大きなポイントをもちます。

わからない授業、テストが強烈に難しいと
学生からの革命がおこります!
アンケートオール1とかです!

給料にまでは反映しませんが、しっかりと連絡が来ているようです。

じじは、幸いまだもらったことないです。

学生とのやり取りは?

これは私も今経験していますが、比べ物にならないぐらい学生とのやり取りをしています。

普段からのやり取りを多くしないと、留年になりそうな学生を早い段階で指導できません。

ちゃんとやってる?」と聞くだけでも嫌がる学生もいますが、こちらも聞かないとわかりませんので、聞きます。

 

自分もやりたいわけではないですが、学生に話を聞きに行きます。

例えば、この講義はこのように進めているけど、わかるかい?とかになります。

 

国家試験に受かるためなら何でもやります!

 

少々、ウザがられるぐらいのやり取りになっていると自分でも思っています。

国公立大学の教員だったころとは大違いです。就職相談などにも、当然対応します。

私立大学のメリット

メリットなのか?わかりませんが、とにかく教員との距離が近いです。

 

不安などがあればすぐに教員に相談できるのが私立大学だと思います。

 

また、国家試験、就職は対策は、国立と比較になりません

 

就職では、向いている病院をこちらから斡旋して見学をさせて、
大丈夫そうだったら受験へという場合も実際にあります。

 

入学して、修行僧のように勉強していれば、就職、資格取得は間違いないです!

 

これが医療系私立大学の最大のメリットと言えるでしょう!

入るときは比較的、ラク?かな。

しかし、勉強習慣がないまま入学すると、大変になります。

クリアすると生活が安定する資格を手にできます!

 

まとめ

今回は国公立大学と私立大学の比較をしました。

費は明らかに違いますが、それ以外でもかなりの違いが存在します!

 

おそらく皆さんが思っている以上に違います。
どっちも教員・学生で経験している自分が言っているので間違いないです。

 

一長一短なので、選ぶのは、皆さんです!

資格を取得すれば、国公立も私立もあまり関係ありません資格で就職するからです。

色々なものを吸収するのならば、じじは国立を薦めます

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