医療系の大学院進学 求めるのはメリット?自分探し?

医療系大学院メリット・デメリット

医療系大学院の進学を迷っている人への記事になります。

この記事を読むことで、
大学院進学のメリットとデメリットを
理解できます

私「じじ」は
社会福祉学博士を持っています。
学生として大学院5年(前期2年 後期3年)
指導者として修士7名博士3名の指導をしました。

是非、進学検討の材料にしてください!

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目的別:大学院の意味

大学院進学を考えるときは、大きく次の3つに分かれると思います。

研究職・大学教員を目指す
就職のための進学
純粋に学問を深めたい

必要に応じて該当箇所を読んでください。
それぞれメリット・デメリットがあります。

研究職・大学教員を目指す

研究職、大学教員を目指す場合は、進学は必須となります。

学部からすぐの進学でも就職して医療現場を見てからでもよいと思います。

いずれにしても大学教員になるためには進学は必須ですし、修士だけでなく博士号の取得が求められます

就職のための進学

学科、専攻によっては、
一般就職(一部上場企業、外資を含む)への
エントリー条件に修士が必要になってきます。

通常、医療系学部の就職は、病院となります
しかし、
大学院進学で、一般企業へのエントリーが可能となります。

この場合は、学部から直接の進学が望まれます。

工学部の就職でも修士号がエントリーの条件になっている場合が多いですね。

純粋に学問を深めたい

この場合は、純粋に進学をお勧めします。

学問を深めたいという欲求は尊いものです!

迷わず進みましょう!

目的別:進学のメリット・デメリット

目的別でのメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。

研究職・大学教員を目指す場合

研究職・大学教員を目指すためには、博士号取得が条件となります。

研究職になることが目的であれば、
指導者が重要になります。

どの先生に指導を受けるのかによって、
影響もあります。
この件については、別の記事にします。

メリットは、研究職に就くことができる

デメリットは、研究職に就く保証がない!

ここは大きな不安と不確定要素になります。

研究職になれるのか?
卒業(修了)できるのか?

などの不安があると思います。

大学教員・研究職は「運」もあるのです。
嫌な言い方になりますが、実力も大事なのですが、「空き」の問題なのです。

年齢的に定年近い教員がいる大学は、
求人の可能性がありますが、多くの場合、
埋まっているのです。

逆に埋まっていないと大学として、
大変な学校になります。

なので、多くの大学院修了者は、空きを待ちながら非常勤職員や
現場で勤務しながら、研究を行っています。

博士号をとって、研究をして、
「ポスト」の空きを待つ、そして求人にエントリーして教員となっていくのです。

なので、研究職・大学教員を目指す上では、
学問が好きという要素も必要ですが、
デメリットとしては、
研究職・大学教員になるという確実性がないことが最大のデメリットと言えるでしょう。

就職のための進学の場合

就職のための進学で医療系の場合には
注意して欲しいことがあります。

どの学科・専攻であるのかということです。
看護やリハ系だと修士までだとメリットがほとんどないです。

明らかにメリットあり
診療放射線・臨床検査などのあきらかな理系

???メリットある???
看護・理学・作業などの文系要素ある理系

この2業種の違いによってメリットの存在も大きく変化します。


明らかにメリットあり

診療放射線・臨床検査などのあきらかな理系

診療放射・臨床検査は、修士号を終えることで、一部上場などの
企業に就職エントリーが可能になります。

特に診療放射は、工学部と同じ分類になり、
多くの企業にエントリー可能になります。

臨床検査は、食品系などの会社に就職していました。

この学科・専攻は、修士に進むことによって、
病院だけではない就職先を確保できるという点が大きなメリットです。

 

???メリットある???
看護・理学・作業などの文系要素ある理系

こちらの学科・専攻は、修士に進学することで就職先に違いが存在しません。
一般的に病院就職になります。

また、修士で学歴が変わるのですが、学部卒と給与に違いがない場合が多いです。
ここはデメリットだと思います。違いのある病院もありますが、、、少ないです。

給与に違いがない理由は、
看護師、理学療法士、作業療法士で修士か学部で病院への貢献に金額的に違いがないからです。
厳しいですが、現実です。

 

「診療放射線・臨床検査」などの学科・専攻は
明らかなデメリットは存在しないです。チャンスがあるなら進学をお勧めします。

しかし、
メリットがない?「看護・理学・作業」への進学は、修士までなら
学問の探求のための進学か?
自分探しのための2年間の猶予?
だと思って進学だと考えましょう。就職には良い影響をもたらしません。

実際に結構いますよ。
自分探しの進学は、自分はいいことだと思いますよ。

純粋に学問を深めたい場合

この場合は、メリットしかありませんね。

研究職、大学教員に多いのは、実はこの人たちかもしれません。

やはり、
研究職、大学教員になりたいという人よりは、
こちらのタイプの人の方が、なりやすいのかもしれません。

純粋に勉強していきますので、大学院での成果物も増えますし、
自分の主張もはっきりしてきますし、

狙うというよりも、なっちゃった!という人のほうが研究職は、多いのかもしれないです。

まとめ

今回は、医療系大学院の進学について記事にしました。

メリット・デメリットは、教員はあまり口にしません。
「勉強しよう!」とは言いますが、、、

今回の情報は、自分が依然所属した国立大学での経験になります。

迷われている方のお役に少しでも立てればと思います。

私は35から大学院へ進学しました。いつでも勉強する機会はありますからじっくり検討してください。

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